■ 2017年5月26日 諏訪大社 四社まいり ■

諏訪大社は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社
信濃國一之宮。神位は正一位。
全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。

諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、
そこに国を築いたとあり、また日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと書かれています。

諏訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がありません。
代りに秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しております。






上社 前宮 拝殿
前宮御本殿は内御玉殿から200m程上段で、古くは神殿に附属したお社でした。
高台で豊富な水や日照が得られる良き地で、御祭神が最初に居を構えられ、
諏訪信仰発祥の地と伝えられています。
現在の社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものです
 長野県茅野市宮川2030




手水舎と鳥居 鳥居から坂道を登ってゆきます







静かな緑の中に拝殿・社殿があります




上社 本宮 社殿
我国最古の神社の一つであり、信濃國の国造りをなされたのち、
日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり、信濃國一之宮として
皇室武門および一般の信仰が厚く、全国一万有余の諏訪神社の総本社です。
幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式
長野県諏訪市中洲宮山1




東参道の鳥居と東参道の建物




手水舎と拝殿




北参道正面境内・堀重門と正面の鳥居




江戸時代の力士 雷電為右衛門
254勝10敗2分という通算成績を誇り、大相撲史上最強の力士





上社 前宮と本宮の御朱印





下社 秋宮 神楽殿
身長1.70m、青銅製では日本一と言われる狛犬を両脇に従えた神楽殿は
三方切妻造りで天保六年(1835)立川和四郎二代目富昌の作。
御社殿は神楽殿の奥で、二重楼門造りの拝殿と左片拝殿及び右片拝殿が横に並ぶ。
長野県諏訪郡下諏訪町5828




鳥居と神楽殿




幣拝殿と皇大神宮社・若宮社・稲荷社








下社 春宮 幣拝殿
神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。
長野県諏訪郡下諏訪町193




大鳥居(御影石の大鳥居は万治二年(1659)建立と推定)と中央の神楽殿







下社 秋宮と春宮の御朱印




四社まいりが終わったところで、記念品をいただきました。
木の栞とそば粉の落雁でした。

ありがとうございました。