2013/1/30

今日は、ネットで見た西湖の樹氷まつりに行ってきました。


西湖からの富士山
冬の富士河口湖の風物詩といえば、冬花火と西湖野鳥の森公園で行われる氷の祭典「樹氷まつり」。
高さが約10mにもなる樹氷は迫力満点。澄んだ大気の中で大自然が生んだ芸術を楽しめます。
野鳥の森公園内が会場
2013 年1 月26 日 〜2013 年2 月3 日 まで 期間中 毎日開催



野鳥の森公園


期間中は、お店も出ています。




毎年1月下旬〜2月上旬に行われる2000年から始まったお祭り。樹氷は散水で作る樹氷で、冬になると少しずつ凍らせています。



いくつもの樹氷が富士山をバックに立っている光景は写真家の絶好のスポットのようで沢山のカメラマンが撮影していました。


   






野鳥の森公園内にある『樹海ギャラリー』
入場は無料
2010年に西湖で発見された幻の魚『クニマス』。その稚魚の生体展示も行なっています。
7月から8月にかけて西湖コウモリ穴で展示したクニマスたちで、5cmほどだったクニマスたちも今は約10cmに成長。



『動物写真家 外川英樹写真展』を行なっています。 富士河口湖町に住む動物達の自然な姿を見学できます。





いやしの里 根場(ねんば
かつては美しい富士を背に茅葺き屋根が並んでいた西湖畔の根場地区。
しかし、昭和41年の台風災害で壊滅的な被害を受け、その姿は過去のものとなってしまいました。
 平成15年に合併してできた富士河口湖町では、そんな日本の原風景である茅葺き屋根の集落を
甦ら せようと、「西湖いやしの里根場」創設事業に着手しました。
 2006年(平成18年)7月15日に第一期オープンし、その後整備を重ね、茅葺民家も20棟に増えて、
2010年(平成22年)4月1日、リニューアルオープンを迎え、「日本のふるさと」とも云うべき、
かつての根場地区ののどかな農村風景を再現しました。




入場料 大人350円


 
どこから見ても富士山はきれいです!!







西湖から河口湖を経由して帰る途中で、天下茶屋に寄りました。
雪のため、天下茶屋までしか行けず、通り抜けはできません。


天下茶屋からの富士山
昭和9年創業の天下茶屋本店。
ここから南に富士山と河口湖を一望できることから、 古くから富士見三景の一つとして数えられてる。
太宰治の逗留にちなみ、2階に太宰治文学記念室を併設しています。
正面に臨むその絶景から富士見茶屋、天下一茶屋などと呼ばれていましたが、徳富蘇峰が新聞に
天下茶屋と紹介したことがきっかけで、「天下茶屋」とお呼ばれるようになったそうです。


天下茶屋


甘酒と味噌おでんをいただきました

太宰治文学記念室
天下茶屋(本店)2階に、太宰治が滞在した部屋を復元し、当時使用した 机や火鉢、初版本やパネル等を展示しています。
天下茶屋を利用したお客さんは無料で見学できます。


天下茶屋には多くの文人が訪れましたが、中でも井伏鱒二、太宰治の滞在は特に知られています。
太宰治が天下茶屋に逗留するきっかけを作ったのは井伏鱒二。
創業から太宰が逗留する前までの先代とのやりとりを作品「大空の鷲」に残しています。

太宰治は昭和13年9月に井伏鱒二に連れられてやってきました。
およそ三カ月の天下茶屋の滞在を、小説「富獄百景」に残しています。

この光景を、文人たちも見たのですね。