2012/8/16


暑い!暑い!! …ということで、涼を求めて、白州方面にドライブ。
サントリー白州蒸留所は、涼しいかと思い見学することにしました。
2003年ごろ来ましたので約9年ぶりの訪問です。




●自然と共生する白州蒸溜所
1923年の山崎蒸溜所の建設着手から50周年を迎えた1973年、山崎蒸溜所とはタイプの
異なる新たな原酒を求めて開設されたサントリー第2の蒸溜所それが白州蒸溜所です。
周囲約82万平方メートルの森を確保し、愛鳥保護活動や森林保護に努めるなど、蒸溜所開設
以来、雄峰・甲斐駒ケ岳の麓に広がる豊かな大自然と共生しながら
、世界でも珍しい高地に位置する「森の蒸溜所」として多彩な原酒をつくり分けてきました。
そして、シングルモルト“白州”をはじめ、世界に誇る高い品質のウイスキーを生み出すなど、
日本のウイスキーの歴史にいま新しい足跡を刻んでいる






工場見学は予約不要
9:00〜16:30見学可能




今回は、ウイスキー蒸留所見学を選択
まず、蒸留所の建物に入り、原料を細かく砕いて、仕込み槽に入れます。



仕込槽から発酵槽に移して、酵母を加えて発酵させます。発酵槽は木桶槽を使用していました。
そして、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留釜を使用して蒸留(初溜・再溜の2回行う)します。



貯蔵樽の見学にはバスで移動します。



貯蔵庫に到着



蒸溜された原酒は樽に詰められ貯蔵庫で永い眠りにつき、熟成の時を待ちます。
同じ原酒でも詰める樽の種類により、熟成後は味わいの異なるウイスキーに仕上がります。
サントリーではオーク材、形状、サイズの異なる樽を使い分けていますが、その中に日本ならではの貯蔵樽、北海道産のミズナラ樽もあります。



膨大な数の樽が並んでいます。 奥が見えません。



見学が終了して、試飲会場で試飲の開始。運転手のぱぱはお茶、ままはなっちゃんオレンジ。



1923年にウイスキーづくりを始めて以来、日本のウイスキーが歩んできた軌跡を、
サントリーウイスキー博物館で見ることができます。








鳥井信治郎が創業したサントリーの前身である壽屋から、1907年、甘味葡萄酒「赤玉ポートワイン」を発売し、大ヒット。
信治郎は、そこで得た資金をもとに、「日本人の繊細な味覚に合うウイスキーをつくりたい。」と決心。
当時日本では不可能と言われていた本格的な国産ウイスキーづくりに向けて、新たな挑戦を始めました。






 
醸造酒から蒸溜酒を生みだした中世の技術や道具などの複製品も展示。
ウイスキー誕生に関する貴重な資料を見学









標高712メートル。南アルプス甲斐駒ケ岳や八ヶ岳をはじめ、パノラマで雄峰が一望できる展望台




企業にとって、この施設(工場)は、絶好の企業PRの場です。 感心しました。
楽しい時間をありがとうございました。

それに、展望台から見る八ヶ岳がきれいでした。