釈迦堂遺跡博物館
山梨県笛吹市一宮町千米寺764 Tel0553-47-3333
営業時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日  火曜日と祝日の翌日
料 金  一般・大学生 400円、小中高生 200円




釈迦堂遺跡群は1980年2月8日から翌81年11月15日まで、
中央自動車道建設工事に先立って、
延べ2万人が参加して発掘調査が行われました。
その結果、旧石器時代、縄文時代、古墳時代、奈良時代、平安時代の住居や
遺構、および多量の土器、石器などの遺物が発見された。




釈迦堂遺跡では1,116個体の土偶が出土しています。
これは全国の7%程度を占める数です。
このうち前期のものが7個体、後期のものが1個体、
他はすべて中期の物となっています。







釈迦堂遺跡では、出土された1,116個体の土偶をすべて展示しています。




右写真:水煙文土器は、水煙りを思わせる、ゆるやかで美しい曲線を用いて表現された
立体的な曲線文を口縁部に持つ土器で、
山梨県の甲府盆地を中心に出土する縄文時代中期の土器です。
ダイナミックでありながら柔らかな曲線で飾られた把手は二対(4個)からなり、
渦のように廻りながら少しずつ変化させるのが火焔型土器との大きな違いです。




しゃかちゃん (釈迦堂遺跡出土)
しゃかちゃんは頭部しか残っていませんが、もし全身が残っていれば、
かなり大きな土偶であったことは、間違い有りません。
この土偶も、鼻と眉毛が一体化してかもめ型をしています。
口はまん丸で、こころなし上を見上げているようにも見えます。




しゃっこちゃん (釈迦堂遺跡出土)
しゃかちゃん、しゃっこちゃん共にかもめ型の眉と鼻ですが、
しゃっこちゃんには縦長の鼻の穴が開けられています。
口の形もまん丸のしゃかちゃんに対して、しゃこちゃんは四角形です。
髪の毛もしゃっこちゃんは、かなりゴージャスです。
果たしてこの2つの土偶に接点はあったのか?




出産土偶
高さ7.8p、頭と左腕を失い、右腕は肘までとなってしまった土偶
縄文時代の中期頃に、このような「妊娠した女性を象った」と
思われる土偶が盛んに作られました。
赤ちゃんの死亡率が高かったこの時代、無事に出産してその子どもが
大人になるまで成長することはとても難しかったようです。
子どもの誕生と成長は切なる願いだったのでしょうか。





山梨県各地で出土した普段はあまりお目にかかることが少ない土偶たちを、
地域ごとにご紹介する企画展を開催。




縄文時代の土偶は、主に妊娠した女性の姿であることから
安産祈願を祈る道具と考えられ、縄文文化を代表する遺物の一つです。
山梨県は全国的に見て大量に土偶が出土する地域で、
地味ですが、様々な姿・形をした魅力的な土偶たちが県内各地から出土してます。







どれも個性的で魅力的な土偶が見学できました。




御朱印にある「出産土偶」がどれか分かりませんでしたが、
沢山の土器・土偶を見学出来て楽しかった。