■■ 2021/1/28 ■■

山梨県立美術館 特別展 
栗田宏一×須田悦弘展 
住所 : 山梨県甲府市貢川1-5-35
11月14日〜1月31日まで特別展を実施 もうすぐ終わりなので行ってきました。

栗田宏一(1962〜)と須田悦弘(1969〜)は独自の表現によって地歩を
築いている現代アーティストであり、ともに山梨県笛吹市の出身です。
二人とも日本での数多くの発表に加え、国際的にも活躍しています。




須田悦弘さんの作品は、全て木でできており、花であれば花びら、葉、茎など別々に彫ったものを
貼り付けて1つの作品になっています。 このスルメは、どう見ても本物です。




花も忠実に再現されています。 床にある”草”も作品でした。








須田さんの本物と見間違うような精巧な木彫りの作品





栗田宏一
栗田宏一さんは全国を旅しながら25年かけて、旧市町村3233のすべての土を採集しました。
その中の1000種類の土が展示されています。
土の色は茶色だけではない、こんなに多彩であることに驚き、その美しさに見入ってしまいます。
瓶の中には、山梨県内各地の土がきれいなグラデーションで並べられています。
県内だけでも場所によって様々な色があるます。





各地の砂が四角に並んでいます。 フロアー一面で圧倒されます。
この展示には、時間が掛かるのでしょうね。





色鉛筆のように見えますが、日本全国の土が都道府県別に展示されています。
山梨や自分にゆかりのある地域の土を探したり、色味の違いを見るのも面白いです。





土は丁寧に乾かし、余分なものを取り除くと、ありのままの色を見せます。
一切着色などしていない、そのままの土が実に多様で美しい色に満ちていること、
そして私たちが普段の生活の中で、土の多彩さに気がつかずにいることを伝えています。




特別展の見学のあとは、ランチ  美術館内のレストラン 『アート・アーカイブ』へ




特別展にちなんで、カレーラース 土をイメージしてスコップがスプーン




デザートも、鉢植えのテラミス スコップのスプーンでいただきます。

美味しかったです。 御馳走様でした。