■■ 2019/11/20 ■■



山梨県立自然公園 四尾連湖
四尾連湖は標高850m、周囲1.2kmの山上湖で、山梨県でも有数の景勝地です。
古くは、富士山麓の富士五湖と泉端・明見湖と共に龍神が祀られ、
富士内八海の霊場の一つに数えられていました。
昭和34年には、山梨県立自然公園に指定され、いまなお俗化されず、
その自然環境を保ちつづけ、四季折々、自然の表情を湖水に写し出しています。




第二駐車場から、徒歩で四尾連湖の湖畔に向かうと、数分で四尾連湖が見えてきます。

*** 四尾連湖の名前の由来 ***
四尾連湖は、「志比礼湖」とも「神秘麗湖」とも書かれていました。
「四尾連湖」といわれるようになったには、四尾連湖の神が「尾崎龍王」という龍神であり
、四つの尾を連ねた竜が住んでいる湖ということで
「四尾連湖」といわれるようになったといわれています。




湖畔の水明荘のデッキでひと休み。




お腹が空いたので、途中で買ったパンを食べ、
水明荘でホットコーヒーと味噌おでんをいただきました。




紅葉がとてもきれいです。 もう、ピークは過ぎましたが、まだ楽しめます。




湖畔には、カヌーを漕ぐ人、釣りをしているボートが見えます。

*** 四尾連湖の伝説 ***
四尾連湖は、昔から雨乞いの伝説がありました。
今から三、四百年前。 二人の兄弟の侍が湖に住む怪牛を射止め、兄弟も犠牲になった。
この年はひどい干ばつでしたが、兄弟の犠牲が通じたのか、間もなく大雨が降り出した。
それ以来、干ばつの時には、兄弟の墓に詣でて牛の頭を湖水に沈めて
雨乞いを行ったと伝えられています。




湖畔を散策します。 一周できる散策路が整備されています。




ちょうど対岸から湖畔のロッジを撮影。山の紅葉がきれいです。
対岸にもバーベキューができる場所があります。




2回目の四尾連湖でしたが、夏もきれいだと思います。
来年は夏に来てみます。