□■ 甘草屋敷(かんぞうやしき) ■□ 重要文化財 旧高野家住宅 高野家は、江戸時代に薬用植物である甘草の栽培をして幕府に納めていた家で、 古くから「甘草屋敷」と呼ばれてきれてきました。高野家の沿革がわかる資料「甲州甘草文書」よると、 八代将軍徳川吉宗治世の享保5年(1720)、幕府の採薬使丹羽正伯が高野家屋敷内にあった甘草を 見分した結果、幕府御用としてその栽培と管理が申し渡されるとともに、 一反十九歩の甘草園は年貢諸役を免除され、以後同家が栽培する甘草は、 幕府官営の薬園で栽培するための補給源として、また薬種として幕府への上納を負うこととなった。 甘草は甘味料や調味用として繁用される一方、薬用としても広く用いられ、重要な生薬でもある。 甲州市塩山上於曽1651番地 0553-33-5910 JR中央線塩山駅北口から徒歩1分 見学料 大人300円 平成8年7月、旧高野家住宅の附属屋五棟(巽蔵・馬屋・東門・文庫蔵・小屋)が、当家の幕末から 明治初頭にかけての屋敷構えを今日に伝えるものとして、三棟(地実棚・裏門・座敷門)および 宅地(井戸・池・石橋・石垣を含む4,932.07m2)とともに、重要文化財の追加指定を受けました。 ちょうど、雛人形が飾ってありました。 でも、古そうな人形で驚きました〜〜 1804年ごろの人形〜〜? |