□■ 慈雲寺のイトザクラ ■□


山梨県に住んでいながらこんな有名な桜の名所を知りませんでした。
ニュースで知り早速ぱぱと行ってきました〜♪
ちょうど見頃できれいでした〜〜 \(^o^))/…\((^0^)/


慈雲寺は、塩山市から奥多摩方面に3kmほど行った中萩原にあります。
(JR中央線塩山駅から雲峰寺(第11番)、大菩薩峠へ抜ける旧道)
塩山市中萩原352 tel 0553(33)9039





暦応年間(1338〜42年)に夢窓国師(むそうこくし)によって開かれた。
江戸末期に当時の住持白巌和尚(はくがんおしょう)が
寺内で寺小屋を始め、のちに樋口一葉の父もここで学んだそうです。





山門のむこうに本堂を覆うように立つ有名なイトザクラの巨樹があります。
慈雲寺のイトザクラは山梨のサクラを代表するものの一つで、
高さ14m、幹の目通り3.5m、枝張りは東西20m、南北18mあり、樹齢は推定300年という。
(元禄4年に堂宇が再建されているので、当時植えられたものと推定)

















幹まわり3.5mの巨樹、樹齢300年〜〜 ( ̄O ̄;)













樋口一葉の文学碑
寺には樋口一葉と眞下晩菘(ましもばんすう)の碑がある。
晩菘はここの農民の出身で、徳川幕府に仕えて幕末には陸軍奉行並支配(5千石)の
要職にまでなった人物で、その当時には郷党の若者を多数江戸に呼び寄せ武士に仕立てている。
一葉の父も晩菘を慕って江戸に出ている。

一葉の文学碑は大正11年に建てられ、幸田露伴が碑文を書き、坪内逍遙、与謝野寛、与謝野晶子
森鴎外、田山花袋、佐藤春夫など近代文学の著名な人々が賛助者に名を連ねている。





最近建てられた樋口一葉石像